作曲初心者が自由にコード進行を扱えるようになるための方法
2018/08/27
作曲を始めたばかりの人に曲を作ってきてもらうと同じコード進行が多くなる傾向があります。
もちろん意図してそれをやっているのならば個性と言えますが、なんとなくそうなっているのでは問題です。
ギターで作曲する場合は特にコードの手癖だけで作ってしまう傾向が出てくるでしょう。
今回はそんな作曲初心者の人が色んなコードを使えるようになるヒントを書いて行きたいと思います。
とりあえず作曲初心者はこれからはじめよう
僕が最初に作曲を教える時はまず先にコード進行のパターンを決めてもらいます。
それに合わせてメロディーを乗せていく方法です。
これはコード進行さえおかしなことになっていなければ、まずメロディーもおかしなことにはなりません。(この場合のおかしなこととはキーが崩壊してしまうことです)
例えば好きな曲のコード進行を一部拝借して(コード進行に著作権はない)それに合わせて作るもの勉強になるでしょう。
この作曲方法のメリットは変にはならないことですが、デメリットはコードが決まっているのメロディーに制約を受けてしまうこと。
でも、作曲をこれから始めようとする人はできたらこの方法から始めた方が良いかと思います。
ただずっとこればっかりだと最初にも書いたようにコード進行がマンネリ化してしまいます。
コード進行は頭の中で鳴ってますよ
勘違いしている方も多いですがコード進行も頭の中で鳴らすことが出来ます。
「いや~鳴らないです。」って人は既存の曲のメロディーを頭の中で鳴らしてみてください。
その時、どんな人でもコード進行が一緒に鳴っています。
「やっぱり、わからないです。」って人は単純にそのコード進行の響きを覚えて無いだけです。
僕がよくオススメするのがコード進行の記憶コピーです。
コード進行は知らないけどメロディーは知ってるって曲って誰しもあるでしょう。
その曲を何も見ず、曲も聴かず記憶だけでコード進行をコピーするトレーニングです。耳コピじゃないですよ。
最初はいっぱい間違えると思いますが、そのトレーニングを続けていれば頭の中に鳴るコードを顕在化させることができます。
一番理想的な作曲の方法
頭の中でなるコード進行がわかるようになってきたらこの作曲方法にチャレンジしてみてください。
それは「メロディーとコードを同時に作っていく方法」です。(こちらの記事を参考に【作曲】鼻歌のメロディーにコード進行を付けていく方法【オリジナル】)
メロディーを口ずさみながら、頭の中で鳴ったコードを弾いて曲を作っていきます。
この方法が出来るようになるとメロディーをかなり自由に作れることになります。
ただこれも気を付けないと同じコード進行ばかりしか思いつかず、マンネリ化する危険性があります。
日頃から色んな曲を聴いて、コードをよく分析し、響きとしてコード進行を覚えるクセをつけましょう。
コード進行オタクくらいになるとベストです。そうなると曲を聴いただけですぐにコード進行もわかったりします。
さいごに
とりあえずこの記事ではざっくりとした概要だけ書いて行きました。
これらをしっかり学ぼうとするならばキーの概念やら移動ド、ダイアトニックコードやトニック、ドミナントなどそれなりの音楽理論を学ばなければなりません。
市販の楽典なんかを買ってもいいし、僕も「明日から使えるギタリストのための音楽の設計図」という冊子も作ってますので興味ある方はぜひ購入してみてください。
では、楽しんで曲作りしていきましょう!!
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