ギターをそこそこ弾けるだけでも人生が豊かになる
2016/04/20
最近よく思います。
ギターはずっと続けられる最高の楽器
よくギターを教えているとなかなか上手くならず、焦っている生徒さんなんかを見かけます。
その気持ちは僕も若いころ味わったので、すごくよく分かります。
でも、焦る必要なんてないんですよね。
人生長いんだし、ゆっくりゆっくり上達して行けばいいんですよ。ギターは一生楽しみながら弾ける楽器なのですから。
一番もったいないのがその焦りからギターをやめてしまうことです。
やめてしまうとギターがもたらす音楽という世界を味わうことが出来なくなってしまいます。
五感の中にあるそれぞれの世界
人間には五感ってありますよね。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。
それらを通して人はこの世界を認識しています。その中に言語も加えられたりしますが。
よくよく考えてみるとそれぞれの感覚に対して芸術的な空間があると思いませんか?
絵画、料理、香水、文学、映画、ファッションなどなど、音楽もその1つです。
たぶん、昔から特定の感覚が優れている人がいて色んな芸術的なものが生まれていったのでしょう。
例えば料理なんかはすごく身近なものですよね。人が生きるために無くてはならないものだし。
食べる専門の僕みたいな人でも「おいしい」や「まずい」の判断は出来ますし、風味や盛りつけ方でなんとなくその料理が持つ雰囲気なんかも理解出来ます。
でも、作る側はもっと料理というモノの芸術的な空間に足を踏み入れてコントロールしていると思うんですよね。
感覚で言うと味覚を中心とした世界でしょうか。
ウチのオカンがそうだったかどうかは怪しいですが、評判の飲食店の料理人はそれが出来ている気がするのです。
何人かそういった知り合いがいますが、やっぱり料理に対しての世界観をひしひしと感じます。
音楽という目に見えない世界
音楽も続けているとそれと同じようなことが感じられませんか?
何回も言っていますが僕はもともと音楽の才能がなかったです。だから若いころはその音楽の芸術的な空間をあまり感じれてなかったと思います。
22年間ギターを弾いてきて思うのが、中学生の時より明らかに音楽の空間に深く入れるようになったなということです。
これははっきりとした実感を持ってあります。
ギターの演奏もピックで弦をはじく、弦を揺らす、指を弦の上で滑らす、などと言ったことが単にテクニックとして物理的に動かすというより、出したい音にリンクして勝手に身体が動くようになりました。
もちろん、まだまだ未熟な点はありますが。
昔は脳から指までしかつながってなかった状態が、今は徐々に脳からギターまでつながって行っている気がします。
若いころに比べて音楽の芸術的な空間に足を踏み入れてコントロール出来るようになっていってるのでしょうね。
たぶん、まだまだ先のレベルがあるんでしょうけど。
おぼろげながらもこの世界に入っていると感じれた時は、一人で練習してる時でも、ライブの最中でも、とても幸せな感覚になりませんか?
歳を重ねると色んなことが衰えてきます。でも不思議な事に音楽を感じる感覚はどんどん研ぎ澄まされて行く気がするのです。
そんなギターという楽器は一生楽しみながら弾くことが出来ますよね。
そんな世界に入れるようになることが豊かな人生を作る
音楽に限らず、どんなものでもいいので一つだけでもそういった芸術的な空間に入れるものがあると人生が豊かになる気がします。
そういうものを持っている人っていつまでたっても若々しいですよね。人生を楽しんで歩んでいるように見えます。
僕は14歳の時にお年玉でギターを買って、音楽という遊び場を得られたことは本当にラッキーでした。
今は、教えることもしているのでその喜びを感じてくれる人が増えるように努力したいです。
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