「The Chicken(チキン)」の一番簡単なアドリブ攻略法
セッションではかならずと言っていいほど演奏される「The Chicken(チキン)」です。
一般的にセッションでやられる曲というはペンタ一発で弾いても割と格好が付く「Isn't She Lovely?」「sunny」「Feel Like Makin' Love」みたいなコード進行が多いです。
ところがどっこい、この「The Chicken(チキン)」は修行曲のようなコード進行になっています。
ということで今回はそんな「The Chicken(チキン)」の一番簡単に弾けるアドリブソロアプローチを紹介していきたいと思います。
まずはコード進行を見てみましょう!!
それではまずコード進行を見てみましょう。
まずB♭7が8小節も続きます。
例えば「Cissy Strut」みたいにずっとワンコードです!みたいな感じならば割り切って弾けるのですが後半コードチェンジがあるにも関わらず8小節ワンコードは辛いです。
この辺も修行曲と思われる要因のひとつでしょうね。
そのあとはE♭7が来ます。
基本的にここまではブルースライクにB♭のメジャーとマイナーで弾ききることが出来ます。
ブルースと言えばマイナーペンタってイメージなのでこの部分もそれで弾かれる人が多い印象です。
マイナーペンタ一発では弾き通せない!!
ところがこの後半のD7、G7、C7はどんなに頑張ってもB♭のマイナーペンタは合いません。
ここまでマイナーペンタで弾いてきた人はスケールチェンジしましょう。
D7→G7→C7のコード進行はB♭のKey的に見るとⅢ7→Ⅵ7→Ⅱ7と普通のコード進行的にはよくあるものです。
ただブルースとかに慣れてる人は「あれ?」ってなる部分だと思います。
いわゆるジャズ・ブルース系の後半に近いですね。
なのでここはB♭のメジャーのKeyと考えたほうが理論的には良い訳です。
ということでここで使うスケールはB♭メジャーペンタだととりあえず合います。
後半はGのブルース?
一応、理論的には↑の説明になります。
もう少し直感的に考えるとD7→G7→C7の部分はGのブルースのコード進行の順番が違うだけという解釈もできます。
そう考えてもやっぱり使えるスケールはGマイナーペンタ(=B♭メジャーペンタ)となります。
ブルースが得意な人はこう考えてみてください。
余裕のある人は3rdの音を狙おう‼!
D7→G7→C7の部分をGマイナーペンタ(=B♭メジャーペンタ)で弾くと音は合うのですがそれぞれの3rdの音に全くタッチ出来ません。
なので余裕のある人は3rdの音を含んだこんなフレーズも試してみてください。
D7フレーズ。
G7フレーズ。
C7フレーズ。
さいごに
D7→G7→C7の部分はさらにさらに突っ込んで考えるとドミナントモーションの連続なのでジャジィーに攻めようと思ったらオルタードテンションなんかで弾く方法もあります。
ですが、今回紹介したのが基本となりますのでこの考えをしっかり理解しておいてください。
文章だけだと理解しづらい部分もあるかと思いますのでYouTube動画の解説も合わせてご覧ください!!
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