チューナーでチューニングしても音が合わない時はキャリブレーションがずれている!!
レッスンでたまにある光景です。
僕「じゃあこの曲のメロディーを弾いてみましょう!!僕、伴奏しますね。」
レッスン生「わかりました。弾いてみます。」
合わせて弾いていてみる。
僕「あれ?音が合ってないですねー。チューニングしましたか?」
レッスン生「しましたよ。」
僕「じゃあ、もう一回チューナーで確認してみましょう!!」
レッスン生「全部の弦、真ん中来て合ってますよ。」
僕「んん?ちょっとチューナー見せてもらえますか。」
僕「ふむふむ、なるほど!」
ってことがあります。
今回はその問題について書いていきたいと思います。
キャリブレーションという用語
ちょっと難しい考え方なんですが音楽っていうのは相対的なんですよね。
はい、意味分からないですよね。
例えばコードひとつとってもそろぞれの音が一定の割合の音の距離で離れていたら成立するんですよ。
なので、この音は一秒間に何回振動したらオッケーという基準を作らない合奏ができないんですよね。
つまり個々の楽器でチューニングがあっていても基準がないとずれてしまう現象が起きてしまいます。
それがキャリブレーションです。
基本的にブルース、ロック、ジャズなどのポピュラー音楽ではAの音つまりラの音を一秒間に440回振動した音にしましょうとすることが多いです。
詳しく書くとこんな感じになります。
A=440hz
もちろんこれは変わることがあってクラシックを弾かれる用に調律したピアノだとA=442hzになることもあります。
ギターはピアノと違って簡単にチューニング出来るのでそういう場合はA=442hzに合わせたりします。
基本的にはA=440hzでオッケー!!
お持ちのチューナーでこういう表記はないでしょうか?
この430hzから変わって行く数字いくつでチューニングすればいいか知ってますか? pic.twitter.com/0hMZePunPk
— マサヤング@ギタリスト (@masayoung) 2018年12月2日
これ結構間違えてボタン触ちゃって440hzからズレてる場合がたまにあるんですよね。
最初に紹介したやりとりはこのキャリブレーションの440hzがズレてしまっている時に起こるやりとりです。
昔の曲なんかだとキャリブレーションが440hzでないことも多々ありますが最近の曲はほとんどが440hzです。
もしこれを知らないでチューニングしてしまうと音源と音程が合わないし、それで慣れてしまうと変な音感がついてしまいます。
さいごに
高機能なチューナーならまだしも、初心者向けのチューナーにはキャリブレーションは440hz固定でオッケーだと思っている派です。
もっというと、チューナーのギターモードやベースモードやウクレレモードもなくして全部クロマチックで表示すればいいと思っています。
ということで最近のチューナーに思うことでした。
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