ソロやオブリガードで簡単に使える6度フレーズ
ソロや歌の伴奏のスキマを狙うオブリガードなんかを弾く時、よく使われるフレーズというものがあります。
その中でも汎用性すごく高い6度フレーズってご存知ですか?
たぶん、音程の跳躍が大きいので頭で考えて浮かびにくいフレーズだと思います。
しかし、レジェンド級のギタリストから近所のエレキ好きのおっさんまで、幅広く使っています。
「それは知らないぞ!!」って人は今回の記事を是非とも見ていってください。
度数って何だ?
まず6度ってどういうことですかー?って疑問が湧く人も多いかと思います。
まず、それから説明していきますね。
カラオケとかでやたらハモるの上手い人っていないですか?
その人が歌っているラインっていうのはメロディの3度上のことが多いです。
例えばド〜♪ってメロディならその3つ上のミ〜♪を同時に歌うとキレイにハモります。
では、レ〜♪の時はどうかというとこれも3つ上のファ〜♪を歌うとハモります。
ドとミ、レとファ、2種類出てきました。両方共3つ上の音を歌っています。
ですが、厳密に言うとこの2つは違う種類のものになります。
手元にギターがある人はフレットの数を確認して欲しいのですがドとミは4フレット離れています。
レとファは3フレット離れています。
音楽理論的に言うとドとミはM3rd(メジャーサード)、レとファはm3rdという音の距離になります。
つまり同じ3度と言っても2種類ある訳ですね。
6度は3度をひっくり返しただけ
今回覚えて欲しい6度フレーズはフレットで言うとこんな感じになります。
線で繋いでいるところはグループになっていると思ってもらってオッケーです。
では、これにドレミを付けてみましょう。
おやおや、さっき出てきたドとミ、レとファが出てきましたね。
ドを下の音にしてミを数えると3度になりますが、入れ替えてミを下の音にしてドを数えると6個上、つまり6度になります。
これで6度フレーズの誕生です。(厳密に言うと赤丸がm6th、青丸がM6thになります)
先程のカラオケでのハモリの話もありましたがこれらの音はとてもハモりやすく相性のよい音のグループです。
なのでギターのフレーズなんかでもバリバリに使える訳なんですよね。
で、このフレーズ、ミとドからはじまりファとレを経由してソとミにたどり付きます。
スタートとゴールの音を見てみるとド、ミ、ソです。
つまりこのフレーズはコードがCの時にバッチリハマるフレーズになる訳です。
ソロやオブリガードでよく使われる理由もわかります。
しかし、文章だけではこの6度フレーズの魅力が伝わらないと思うのでYouTubeにUPしている解説動画も合わせてみてもらうと理解が深まるかと思います。
さいごに
これでもかっ!と6度フレーズの魅力について書いてみました。
覚えたらすぐに使える本当に汎用性の高いフレーズなので、ルーパーなんかにコード進行録音して遊んでみてください!!
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