Mr.Childrenのサインのコード進行で作曲の勉強をしよう!!
2018/08/27
Mr.Children Hall Tour 2016 虹のチケットがなんと当選したマサヤングです。
うわさレベルの話ですが今回のチケットの抽選では地元の人が有利だったみたいなこともあるとかないとか。
まさか高知のあのオレンジホールでMr.Childrenを見れる日が来るとは。。。
そんな喜びも込めて僕も大好きなSignでコード進行の分析をして行きましょう。
ミスチルの十八番の進行や新しい進行が見られるSign
本来この曲はkeyがGなのですが分かりやすくするためにkeyをCに変えて解説して行きます。
ではまず最初に気になる部分。
・C→G/B→Am7→Gm7→Fm7
Aメロの歌い出しの部分です。
C→G/B→Am7まではよく使われるコード進行ですが次のGm7の使い方は覚えておきたいですね。
ここではGm7→(C7)→Fという進行が隠れていてFに向かうツーファイブの進行になっています。
このC7は弾かれることもあるし、省略されることもあります。有名曲だとAKB48のヘビーローテションのサビなんかもC7を省略したこのGm7→Fの進行を使っています。
で、驚きなのが大体このGm7を使うとFのメジャーに行くのですがこの曲ではFm7に行っています。
理屈としては納得できますが意外に使われているケースは少ないかと。
さらにその続きで、
・ConG→FonG
と続きます。
これはドミナントペダルという手法でパッと思い付くのがジャズなんかでよく使われます。
ドミナントにあたるGのコードのルートを一定に鳴らすペダルにして上のコードが変わるというパターンです。
次、Bメロの進行ですが、
・Em7→FM7→Em7→Em7-5→A7→Dm7→G→E7→Am7→Fm7→Dm/G
5つ目のA7からDm7にドミナントモーションかける進行を見てみましょう。
いわゆるセカンダリードミナントというやつなのですが通常のポップスではA7→Dmのみで使うことが多いです。
しかしこの場合は手前にEm7-5を付けてマイナーのツーファイブにしているのも注目ポイントですね。
あと、サビに行く直前のFm7で切なさ感を出すのは定石です。特にAm7からFm7といういきなり感がサブドミナントマイナーの効果を倍増しています。
最後にサビの進行です。
・C→E7→Am→Am7/G→D7/F#
はい出ました、Mr.Childrenの十八番の進行です。
この進行だけで結構な曲数が書かれていることでしょう。
ちょっとアレンジを加えるならば最後のD7/F#をF#m7-5すると機能はそのままでおしゃれ感が増すかと思います。
動画でもさらに詳しく解説していますのでよかったら見てくださいね!
https://youtu.be/8Vhpk4SG6UM
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さいごに
いかがだったでしょうか。
たくさんMr.Childrenの曲を聴いていますがシングル曲にしてはAメロで結構冒険してるコード進行になってるなーって印象です。
この進行に良いメロディーをのせるのはなかなか難しいでしょうね。
コード進行に著作権はないので作曲初心者の方はレベルアップもかねてAメロの進行にメロディを付ける練習をしてもいいかもしれません。
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