胸を揺さぶる音楽を聴かないと良い演奏はできないのかもしれない
2019/03/06
最近、音楽を聴く上で気にしてることに胸を揺さぶられるかどうかっていう価値基準を設けています。
長く音楽をやっているとなんとなくで音楽を聴いてしまってはいないでしょうか?
今回はそんなことを書いて行きたいと思います。
勉強のために音楽を聴いてしまっている
僕を含め、音楽を長くしている人は常に新しい何かを音楽を聴くことから学ばなければならないと思っていないでしょうか?
例えば、どんなコード進行がおいしいのかとか、それに対するメロディーはどうなっているのかとか、さっきのソロのギターフレーズどうなってるのとか。
例えば、ライブなんかを見に行ってもギターなら手元ばかりみてどうやって弾いているのか?ばかり意識を集中させてしまいます。
もちろん音楽をする上で、それらの知識はとても大事になってきます。
実際にそういう風に音楽を聴いてきたから今のギターの演奏があると言っても過言じゃないでしょう。
でもこういった音楽の聴き方って実は大事に要素を置き去りにしてしまっている気が最近してきました。
「イエァ〜」と言える音楽、演奏聴いていますか?
本当に大事なのはお勉強で聴くのではなく、その音楽は本当に自分の胸を揺さぶっているかどうか?そんな価値判断で聴かないといけないと思います。
最近聴いた音楽を振り返ってもらいたいのですが、「イエァ〜!」と言えるものを聴けていましたか?
コード進行やそれに対して何度の音でソロを弾いているとか記号の部分でのみ、良し悪しを決めていませんでしたか?
そもそも、音楽ってカッコいい、ギター弾いてるのすごい、俺もあんな風になりたいって思ってた学生の頃ってかなりざっくりと胸をえぐられ、揺さぶられていたと思います。
それがいつのまにか音楽を知った気になって「はいはい、またこの進行ねー。」とかなってしまってるんですよね。
そのままでは本当に良い演奏って出来ないと思うんですよ。
「何々スケールでソロを弾くと音合うよねー!」じゃなくて「このプレイでどれだけの人の胸を揺さぶらせることが出来るか」を意識して演奏しないといつかギターもつまらなくなってしまうんじゃないでしょうか。
それが出来るようになるために音楽には知識ではなく感動を求めて普段から聴くようにしないとなっ!て思うようになりました。
ライブを見に行った時もテクニックや記号ではなく、よいfeelingかどうかを意識してます。
するとすこし音楽の大事な部分に触れているような気が最近してきました。
さいごに
ギター始めたてのころは知識はなく情熱しかありませんでした。
今はそこそこ知識は増えたけど情熱が減っていた気がします。
知識と情熱がそろった演奏ができることでまた新たな扉が開くように思います。
YouTube動画の方でも別角度から解説していますのでよかったらご覧ください。
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