ハモることが出来たならバンドやユニットの魅力が5割増になる

   

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僕はめっちゃハモることが苦手です。

自分の声帯がどの音を出しているのかコントロール出来なくなるんですよね。

カエルの歌の輪唱でもつられるくらいのレベルです。

今回はそんなハモりベタな僕がそれなりにハモれるようになった方法とハモる魅力について書いていきたいと思います。


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ハモリは足し算でなく掛け算

例えばメインのヴォーカリストがいてハモる人が1人でもいる場合、それは、

100+100=200

ではなく、

100×100=10000

と掛け算的に音楽的魅力が増えると僕は考えています。

バンドならちょっとしたギターのフレーズを変えるより、エフェクターを新しく買うより、ツインギターにするよりよっぽどハモリは費用対効果が高いです。

しかし、多くの若いミュージシャンはそれに気付いていない人が多い。

とてももったいないです。

Sandwich Parlourという友達の男女二人組のユニットがあります。

最近出したCDでは楽器編成はすごくシンプルですがハモることですごく作品としての魅力が増していることが感じられます。

ダイジェスト版がYouTubeにあったのでぜひ聞いてみてください。

ハモるっていいなって思いませんか?

厳密に言えばギターの弦は6本それぞれでハモっている状態なのですが、人同士がハモるということは音質が大きく違うものが音楽のルールに則ってハーモニーを産んでいるので掛け算感がすごくなる訳です。

ハモリの練習ってどうすればいいの?

まずハモるラインとして最初に覚えたいのが3度上です。

このラインはよほど変わったコード進行やメロディーでない限り8割方ハモれます。

準備するものとしてはギターよりはこう言ったハンディキーボードが便利ですね。

まず、自分が好きでサウンドがシンプルな曲を選びます。音域の関係で出来たら同性のシンガーのものがいいかもしれません。

曲を流しながらキーボードを弾いていき、キーを確認します。つまりその曲で使われているドレミですね。

それからハモりたい部分のメロディーをキーボードで弾けるようにし、出来たらその3度上(ドならミ、ファならラ)に変換していきます。

変換したのを覚えてすぐハモりたいところですが、難しいと思うのでまずは音源に合わせて3度上のメロディーをキーボードでも弾きながら歌ってみましょう。

この時、元の音源の音量を上げすぎないことに注意しましょう。上げすぎてしまうとハモリのラインの認識が自分の中でぼやけてしまいます。

あとは自分の歌うラインがメインメロディのつもりでがんがん歌って行きましょう。

そんな練習を何日か繰り返しているとそのハモりたい部分が流れたら自動的に脳内にハモリのメロディーが出てくるようになります。

そうなるまで頑張ってみてください!

さいごに

この練習を積んでコツを掴んでいけば、知ってるメロディーならハモれるっていう面白い能力も得ることができます。

バンドで音数が多い中でも、アコースティックユニットで少ないなかでもハモリは素晴らしい武器になります。

ギタリストでもハモれることで色んなバンドへの需要が増えたりするので是非とも習得してみてください。

さいごに記事内で紹介させてもらったSandwich Parlourのウェブサイトです。

Sandwich Parlour - 高知を拠点に活動する音楽ユニット
https://www.sandwichparlour.com/



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