指板の理解の深さで弾けるフレーズが決まってくる
ギターでアドリブをしようとなった時に覚えるスケールはペンタトニックだったって人は多いと思います。
もちろんペンタトニックは万能なスケールなので色んなジャンルに対応出来るのですがいつも同じフレーズばかり弾いてしまっていませんか?
それは指板の理解が深さが足りない場合が多いのです。
今回はアドリブを弾く時の指板の見方について書いていきたいと思います。
ピアノとギターの違い
まずギターを弾く上で覚えておきたいのは同じ音でも違うポジションで弾くことが出来る楽器だということです。
当然、ポジションが変わってくると指の配置も変わってくるので弾きやすさやニュアンスの違いが出てきます。
これはギター特有の性質でピアノなどは同じ音が違う場所で出ることはありません。
なので1つのフレーズでも複数のポジションで弾けたりすることが出来たりする訳です。
コードトーンを中心にスケールを足していく
アドリブソロを弾いていく上で大事なのではコードトーンをしっかり意識することです。
例えばキーCでDm7→G7→CM7という進行でソロを弾いていく場合の理想的な指板の見え方を解説して行きましょう。
まずはDm7のコードトーンのレ、ファ、ラ、ドです。
この音だけを弾いていってもいいのですがもう少し多彩なサウンドにするためにスケールの音を混ぜてみましょう。
ここまで見えているのが理想的です。
ではG7ではどうなるかと言うと、まずコードトーンのソ、シ、レ、ファだけだと、
となり、スケールも合わせると、
になります。
さいごのCM7のコードトーン、ド、ミ、ソ、シだと、
で、スケールを合わせると、
です。
今鳴っているコードトーンを意識
すべて同じドレミ〜ですがその時に鳴っているコードによって音の持つ価値が変わってきます。
最初に書いたようにいつも同じペンタのフレーズしか弾けない人はまず間違いなくこのコードトーンの意識が出来てない場合が多いです。
そして、このようにあらゆるポジションで指板をしっかり理解して弾けるようになるとどんなコード進行が来てもスラスラアドリブが弾けるようになります。
今回はドレミで書きましたがRootやM3rd、m3rd、5thなど度数を把握することも大事です。
それらを気にして練習していると耳と目が鍛えられ、コードが鳴ると弾けるフレットがすぐに見えるようになるでしょう。
その状態を目指して練習してみて下さい。
さいごに
アドリブを練習する時、最初はどうしてもスケールの上がり下がりにだけになりがちです。
そこでしっかり指板上でコードトーンが見えるようになるとフレーズも変わってきます。
まずはゆっくり配置されている音を確認することから初めてみてください。
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